
【マレーシア】中小政党の駆け引きが続く多民族国家、独特のリスク要因をいかに読み解くか【無料DL】
マレーシアは3000万人台と中規模の人口ながら、高い経済成長を実現し、一人当たりGDPは1万ドルを突破しており、数年以内には高所得国(世界銀行基準)となることが予想されています
政治面では長らく連合与党・国民戦線(BN)が政権を維持してきましたが、2018年の総選挙で史上初の政権交代は発生しました。その後、圧倒的優位にある政党が存在しない状況になりました。統治機構や機能不全になったり、政局が流動化して政情不安になるほどの致命的なリスクは顕在化していません。ただ、2022年には再び政権党が交代し、中小政党による政治的な駆け引きが続いています。今後も政権党が変わる可能性があり、それに伴い政策の方向性が転換する可能性があります。
そうしたなか、マレーシアでビジネスを展開するにあたり、留意すべきリスク要因はどこにあるでしょうか。
Glocalistでは、知識経営論・イノベーション論・マーケティング論を専門とする元金沢大学大学院人間社会環境研究科教授の平田透氏寄稿のもと、ホワイトペーパーを発行しました。
今回のレポートでは、以下のポイントを中心にさまざまな観点からマレーシアのビジネス機会とリスク管理を考察しています。
1.多民族社会における政治的リスク
連立政権は不安定さを抱えており、政策実行の遅れや経済活動への影響が懸念されます。
2.経済成長の課題
豊富な資源を活かした産業の高付加価値化を進めています。ネガティブリストとブミプトラ政策による一部分野の外資規制があるものの、全体としては緩和傾向となっています。
3.エネルギー政策と持続可能性への挑戦
化石燃料依存から再生可能エネルギーへの転換を目指しているが、進行には産業摩擦やコスト上昇のリスクが伴います。
4.人材不足と教育の課題
エンジニアや中間管理職が不足しており、人件費の上昇や採用競争を激化を招いています。
5.文化的摩擦によるビジネスリスク
国教であるイスラム教に配慮したコミュニケーションや対人関係に注意することが必要です。
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1952年、山形県生まれ。金沢大学名誉教授。北海道大学卒、北陸先端技術大学院大学知識科学研究 科博士後期課程修了。博士(知識科学)。⺠間シンクタンク勤務の後、短大教員、新潟国際情報大 学助教授等を経て、金沢大学大学院人間社会環境研究科教授に就任。北陸先端科学技術大学院大学に 社会人入学した際、ナレッジ・マネジメントの第一人者である野中郁次郎教授(現一橋大学名誉教 授)に師事し、知識経営に関連する企業事例や地域研究を行なう。 編著書に、『レジリエント・マネジメント』(ナカニシヤ出版)、共著に『Managing Flow 』(野 中郁次郎、遠山亮子との共著、Palgrave Macmillan)、『流れを経営する』(野中郁次郎、遠山亮子 との共著、東洋経済新報社)などがある。